民主党と維新の党は18日、統一会派「民主・維新・無所属クラブ」の結成を衆院事務局に届け出た。無所属の野間健氏も加わり、計93人が所属。来年夏の参院選を見据え、来月4日召集の通常国会では安倍政権との対決姿勢を強める構えだ。

 民主、維新両党は、将来の合流も視野に統一会派を結成し、共闘関係を強めることで合意していた。

 18日は民主党の細野豪志、維新の小野次郎両政調会長らが国会内で会談し、法案審査を合同部門会議で行うことを決定。安保法制の一部白紙化や財政健全化、長時間労働の規制に関する法案を通常国会に提出することを念頭に、重点的に取り組む方針を確認した。

 一方、参院の統一会派をめぐっては、維新側に埋没への懸念もあり、届け出は来年にずれ込む見通し。