肺の気管支の表面にあるNE細胞(緑色に光る部分)が特定の場所に集まる様子。撮影開始(上)から約15時間で、NE細胞が中央付近に集まった(理化学研究所提供)
共同通信社

 肺の気管支の表面にある細胞が、はうように動いて特定の場所に集まる様子の撮影に、理化学研究所多細胞システム形成研究センター(神戸市)のチームがマウスで成功し、17日付の米科学誌電子版に発表した。

 この細胞は神経内分泌細胞(NE細胞)で、肺の酸素濃度を検知するセンサーのような働きをするほか、がん化すると、転移しやすい小細胞肺がんになるとされている。

 森本充チームリーダーは「転移のしやすさはNE細胞が動く力を持つことと関係するかもしれず、治療法開発につながる可能性がある」と話す。

全文を表示