【北京共同】中国の北京市当局は18日朝、重度の大気汚染が72時間以上続く見通しになったとして、4段階の警報の中で最も深刻な「赤色警報」を発令した。赤色警報が出されるのは今月7日に続き、2回目。19日午前7時(日本時間同午前8時)から23日午前0時まで厳しい車両規制を実施するほか、幼稚園や小中学校には休園や休校を勧告した。工場の操業も制限する。

 在中国米大使館のウェブサイトによると、18日午前9時の微小粒子状物質「PM2・5」を含む汚染指数は「健康に悪い」レベルの151を示した。北京市によると、19日から一部地域で大気汚染が深刻化するという。