共同通信社などは12、13両日、来年夏の参院選で選挙区が合区される「鳥取・島根」と「徳島・高知」の4県の有権者を対象に電話世論調査を実施した。「1票の格差」是正のため、隣り合う二つの選挙区を統合する合区に反対する人は65・8%に上り、賛成の18・3%を大きく上回った。選挙区の在り方については、従来の県単位の復活を求める回答が49・5%で最多だった。

 定数各2(改選数各1)だった4県は、合区によって定数2(同1)の2選挙区となり、改選ごとに県代表を選挙区から選出することはできなくなる。