名曲ぞろい! アニメ「るろうに剣心」のヒットしたOP・EDってどんなのがあった? | ニコニコニュース

マイナビスチューデント

1996年から1998年にかけて放送されたアニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』。この作品では、人気アーティストの楽曲がオープニングやエンディングに使用されたことでも注目されました。中には音楽CDの売上げランキングで1位になった楽曲もあったりします。今回は、アニメ『るろ剣』のヒットOP・EDを紹介します。当時見ていた人は懐かしい気分になるかも!?

●『そばかす』(1-38話オープニング曲)

最初のオープニングは『そばかす』という曲でした。これは人気バンド「JUDY AND MARY」の通算9枚目のシングルで、この作品のタイアップが決まってから作られたもの。どんな作品か聞いていなかったため、かなりポップな仕上がりになったそうです。この曲は売り上げランキングで1位に輝きました。

●『1/2』(39-82話オープニング曲)

39話から82話まで、長期にわたってオープニングに使われたのは川本真琴さんの歌う『1/2』でした。この曲も約80万枚の売上げを記録し大ヒット。ただ、内容は女の子の恋愛を歌った曲で、るろ剣の本編とは全く違いました。

●『君に触れるだけで』(83-95話オープニング曲)※95話はテレビ未放送

83話から最終話までは、当時人気だったバンド「CURIO」の『君に触れるだけで』が使われました。売り上げランキングでは14位と、同バンドのこれまでの最高位を記録しました。

●『Tactics』(1-12話エンディング曲)

最初のエンディング曲は「THE YELLOW MONKEY」の『Tactics』でした。この曲は『JAM』という曲との両A面シングルとして発売され、累計80万枚の売上げを記録。ボーカルの吉井和哉さんのシブい声がエンディングアニメとマッチしていた曲でした。

●『HEART OF SWORD ~夜明け前~』(28-38話、43-49話エンディング曲)

28話からは「T.M.Revolution」の『HEART OF SWORD ~夜明け前~』がエンディングに使われました。曲の良さはもちろんですが、作中の左之助との戦いのシーンを使ったエンディングアニメとのマッチングも最高でした。

●『the Fourth Avenue Cafe』(39-42話エンディング曲)

39話からエンディングに使用されたのは「L'Arc~en~Ciel」の『the Fourth Avenue Cafe』という楽曲でした。非常に注目された曲でしたが、バンドメンバーの不祥事により4話分しか使われませんでした。後にシングルが発売され売上げランキングでは5位を記録しました。

●『1/3の純情な感情』(67-82話エンディング曲)

67話からは人気バンド「SIAM SHADE」の『1/3の純情な感情』が使われました。この曲は音楽ランキングで3位を記録し、SIAM SHADEの楽曲の中では最大のヒットとなりました。その後もさまざまなアーティストがカバーするほどの人気曲です。

●『虹』(劇場版オープニング曲)

『劇場版 るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 維新志士への鎮魂歌』で使用された楽曲。『the Fourth Avenue Cafe』の一件で活動自粛をしていた「L'Arc~en~Ciel」が、活動再開した際にリリースした楽曲で、約70万枚のヒットとなりました。

アニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』のオープニングやエンディングで使用された人気楽曲を紹介しました。こうして振り返ると、そうそうたるアーティストたちの楽曲が使われていたのですね……。楽曲タイトルを見るだけでも、当時の思い出がよみがえる人もいるのではないでしょうか?

(中田ボンベ@dcp)