【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)は18日、ブリュッセルで加盟国大使級会合を開き、ウクライナ情勢をめぐり、来年1月末で期限が切れるロシアに対する本格的な経済制裁を7月末まで6カ月間再延長することで合意した。

 EUは、ことし2月にまとまった和平合意をロシアが完全に履行するまで経済制裁を解除しない方針。シリア情勢をめぐり、ロシアとの対話の重要性が増しているが、EUは原則を維持する。

 一方、17日から開かれたEU首脳会議は18日、パリ同時多発テロを受け、各国の対テロ当局による情報交換を改善するほか、テロ資金対策の取り組みを拡大する方針で合意し、閉幕した。

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