43歳葛西が3位=最年長表彰台記録を更新―W杯ジャンプ男子

 【エンゲルベルク(スイス)時事】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は19日、スイスのエンゲルベルクで個人第6戦(HS137メートル、K点125メートル)が行われ、葛西紀明(土屋ホーム)が3位に入った。葛西の表彰台は今年3月の2位以来で、自身の最年長記録を43歳6カ月に更新した。

 葛西は131.5メートルで1回目12位だったが、2回目に134メートルを飛び、合計273.5点で大きく浮上した。ペテル・プレブツ(スロベニア)が今季2勝目、W杯通算8勝目を挙げた。

 伊東大貴(雪印メグミルク)は18位、作山憲斗(北野建設)は26位。栃本翔平、小林潤志郎(ともに雪印メグミルク)、竹内択(北野建設)は2回目に進めなかった。