街は完全にクリスマスムードを迎え、あっちもこっちも緑と赤、そして夜にはキラキラのイルミネーションと、完全に非リア充の肩身が狭い季節がやってまいりました。身も心も肌寒く、こんな夜はおうちで布団をかぶって心ゆくまでインターネットをしていたい…というのが、ささやかな非リア充の願い。しかし、そんなほのかな希望ですら、リア充たちは奪っていくかもしれないという衝撃的なニュースが入ってきました。なんと、「イルミネーションがWi-fiを遅くする」というのです……。世の恋人たちがキラッキラのイルミネーションに「わぁ～っ、キレ～イ、来年も一緒に見に来ようねっ」なんてはしゃいでいる傍らで、非リア充はお家でひとりつながらないネット回線にイライラしなければならないなんて、そんな、そんな理不尽な現実が本当に…？というわけで今回は、この悲しいニュースの真相に迫ります…！
■ イルミネーションがWi-fiに干渉するのは「本当」
イギリスの通信監視機関「Ofcom」によると、毎年クリスマス時期にはプロバイダに「Wi-fiの速度が遅い」という苦情が増えるんだそう。そしてその理由のひとつが、室内のクリスマスイルミネーションが通信を妨げているといいます。電子レンジなど、様々な電子機器がWi-fiの通信を妨げることは有名ですよね。しかし、まさかクリスマスのイルミネーションがWi-fiに影響するとは驚きです。このニュースを聞きつけたネット民からは、驚きや悲しみの声が続々…。
■ あくまで「室内」のイルミネーション
とはいえ、ニュースでとりあげられていた電波干渉はWi-fiルーターの置き場所をちょっと変えれば改善するレベルのものらしく、あくまで「室内」のイルミネーションの話でした。街でカップルたちが光に集まる虫のように肩を寄せあっている、あのキラキライルミネーションの影響については言及はありませんでした。かなり家の近くにイルミネーションスポットが有るなどでなければ、大丈夫なのかもしれません。
■ 「なんか遅いな？」と思ったらルーターの置き場所を変えよう
ちょっと意外な家電までWi-fiの通信に影響することがわかってびっくりしますね。ほかにも、無線監視カメラや無線Webカメラ、コードレス電話やBluetooth機器などがWi-fiの通信を妨げることがあるんだそうです。そしてそれらの家電の影響で「なんだかインターネットがもたつく」「Wi-fiの検索はできるのに接続ができない」なんてときは、Wi-fiルーターをこれらの機器から遠ざけてみると改善することも多いようです。棚や机の上にあげてみるのもよいそう。これで一人のクリスマスもインターネットをサクサク使えそうです。安心～！というわけで筆者はクリスマスにネットでSTAR WARSをイッキ見することにします。みなさんも快適インターネットで、楽しいクリスマスを！
（著：nanapiユーザー・Amamiya 編集：nanapi編集部）