<嵐>年間音楽ソフト総売り上げで歴代最多5度目の首位に 16部門で自己最多の11冠を達成 | ニコニコニュース

 2015年度の「第48回 オリコン年間ランキング」が23日発表され、人気グループ「嵐」がシングル、アルバム、ミュージックDVD、ブルーレイなど音楽ソフトの総売上金額で約143億3000万円を記録し、アーティスト別トータルセールス部門で首位に輝いた。同部門での1位は09、10、13、14年に続く歴代最多となる通算5度目で、中森明菜さんの通算4度の記録を28年ぶりに上回り、男女グループ・ソロを含めた全アーティストの中でトップに立った。このほかアルバム部門の作品別売上枚数や総合ミュージックDVD・BD部門の作品別売上枚数、作品別売上金額などでも1位になり、新人賞を除く全16部門中自己最多となる“11冠”を達成した。

 嵐は期間(14年12月22日〜15年12月21日)内の総売上金額が、前年の約138億2000万円を上回る自己最多を記録し、ランキングでも13年、14年に続いて3年連続で1位を獲得。売上枚数は約399万枚だった。2位は約663万8000枚を売り上げたアイドルグループ「AKB48」で、総売上金額は約112億9000万円。3位はダンス・ボーカルユニット「三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE」で売上枚数は約233万8000枚、総売上金額は約68億6000万円だった。

 また、AKB48は5月発売のシングル「僕たちは戦わない」が約178万3000枚を売り上げ、シングル部門の作品別売上枚数、作品別売上金額、アーティスト別売上金額ランキングでトップに。AKB48はこれらのランキングで1位から4位までを独占した。

 嵐の松本潤さんは「今年制作した嵐の音楽作品を多くの人々が聞いて、見て、共感してくださっているとしたら、これほどうれしいことはありません。記録を作ることが目標ではありませんが、このような結果を受け、とてもうれしく思っています」と喜びをコメント。また、櫻井翔さんも「日ごろより記録を目標に活動しているわけではございませんが、だからこそ、思いがけない受賞を、喜ぶスタッフたちと共に、とてもうれしく感じております」と感動のコメントを寄せている。

 ◇「嵐」が年間1位を獲得した部門は以下の通り

 アーティスト別トータルセールス(約143億3000万円)▽アルバム部門・作品別売上枚数ランキング(「Japonism」・約98万2000枚)▽総合ミュージックDVD&BD部門・作品別売上枚数ランキング(「ARASHI BLAST in Hawaii」・約66万枚)▽同部門・作品別売上金額ランキング(約41億9000万円)▽同部門・アーティスト別売上金額ランキング(約84億2000万円)▽ミュージックDVD部門・作品別売上枚数ランキング(「ARASHI BLAST in Hawaii」・約36万1000枚)▽同部門・作品別売上金額ランキング(約22億8000万円)▽同部門・アーティスト別売上金額ランキング(約44億8000万円)▽ミュージックBlu-ray Disc部門・作品別売上枚数ランキング(「ARASHI LIVE TOUR 2014 THE DIGITALIAN」・約31万4000枚)▽同部門・作品別売上金額ランキング(約19億6000万円)▽同部門・アーティスト別売上金額ランキング(約39億4000万円)