米で信号システム410億円受注=日立

 日立製作所は22日、11月に買収したグループ会社のアンサルドSTS(イタリア・リグーリア州)が、米国のマサチューセッツ湾交通局(マサチューセッツ州)から、鉄道信号システムを受注したと発表した。受注額は3億3800万ドル(約410億円)。ボストン市内を走る在来線で、2020年末から運用を開始する予定だ。

 日立はイタリア複合企業のフィンメカニカから、アンサルドSTS株式の4割を取得。年明けにTOB(株式公開買い付け)で全株を取得し、完全子会社化することを目指している。