木村文乃&鶴瓶が“サンタ”に、映画イベントで子どもたちから声援。 | ニコニコニュース

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女優の木村文乃(28歳)と、タレントの笑福亭鶴瓶(64歳)が12月23日、日本語版ナレーションを務めた映画「シーズンズ 2万年の地球旅行」の完成披露試写会イベントに登壇した。

この日、クリスマス目前ということで、サンタ帽をかぶって登場した2人。集まった多くの子どもたちの声援に応えつつ、サンタのボールをプレゼントしながら客席内を練り歩き、中には鶴瓶の似顔絵をデザインしたうちわを掲げる女の子や、木村からのプレゼントを見事キャッチし、「キャー!!!」と歓声を上げる女子高生たちの姿もみられた。2人の人気は子どもだけにとどまらず、プレゼントを欲しがる大人に鶴瓶が「大人やんけ!」とツッコミ、会場を沸かせる一幕も。

ステージに登壇すると、鶴瓶は「たくさん来たね〜!」と満席の会場を見渡し、「子どもさんに観ていただきたい作品なので、こんなに集まっていただいて本当に嬉しい。楽しんで帰っていただきたい」、続く木村も「みなさん楽しみにしてきてくださったのがすごく伝わってきて。楽しい、かわいいと言っていただける映画なので、是非、楽しんでください!」と笑顔で挨拶した。

サンタ帽姿での登場には少し戸惑ったのか、鶴瓶は観客に「俺はどんななってんの、これ?」と問いかけると、「かわいい〜!」と歓声。木村からも「かわいいですよ〜」と絶賛され、照れ笑いを浮かべた。

本作の魅力について鶴瓶は「いろいろあるんだけれども、巣立つ鳥が1羽だけ自分でよう飛ばない。お父さんもお母さんも手助けしないんですけど、最後に飛んでいくんですよ。そこをどうやって撮っているんだろうと思いました。親子の話がたくさん出てきます」とコメント。ネイチャードキュメンタリーのナレーションを熱望していた木村は「野生の動物って、動物園や図鑑でしか見たことないと思うんですよね。これから見ていただく映像(本作)は毛の一本一本が繊細なんですよね。動物のありのままの姿、息づかいが聞こえてきそうな距離感で見られるのはこの作品だけだと思う」と目を輝かせた。

2万年の地球の歴史を動物目線で描いた本作には、動物たちの驚きの行動がたくさん詰まっており、鶴瓶は「オオカミがエサを遊びながら食べると、よく(人間でも)あるやん、お父さんが“遊ぶんなら食べるな!”そのシーンが出てくる。クマもメスを取り合うために闘うんだけど、それを(メスが)木の上から“どっちが勝つんかな?”ってみてんねん。まさに動物も同じなんやな〜」と驚いた様子。木村は普段あまり目にすることのない、クワガタの飛ぶシーンに驚いたそうで、「“クワガタってこうやって飛ぶんだ!”って思いますよ!」とコメントした。

お互い「どの動物に似ているか」と尋ねられると、木村は「冒頭から鶴瓶さんが出てくる」と前置きし、「雪をかぶってフーン、フーンって!」と鳴きまねをすると、鶴瓶も前足を蹴る仕草を真似てみせたりするなどして客席からは笑いが起こった。一方、鶴瓶は木村を子ぎつねみたいと語り、それには会場も納得した様子をみせていた。

すると、ここで鶴瓶へサプライズ。この日、12月23日は鶴瓶の64回目の誕生日。動物の着ぐるみを着たアニマルキッズたちが本作をイメージした色鮮やかなバースデーケーキとともに登場すると、木村をはじめ観客らも一丸となってバースデーソングを熱唱、曲の最後にはカラフルな風船が舞う中、観客らからのクラッカーでのお祝いもあり、鶴瓶は笑みをこぼしながらケーキを頬張った。

鶴瓶は「(娘たちが)何をしてくれるのかなと電話したら、クリスマスパーティーするんだけど、そこに“来る?”って。夜は焼肉行くんですけど、俺がおさえたんですよ!どんな悲しい誕生日やねん!」と不満の声をもらして爆笑をさらい、「だから嬉しいわ〜」と笑顔を見せた。

するとアニマルキッズの一人を見て、「この子うちの孫に似ている。孫かなぁと思った。(娘は)あんなことゆーといて、孫をここに派遣してくれたのかなと(思った)。全然ちゃうやんけ!」と語り、笑いに包まれた中でイベントは終了となった。

映画「シーズンズ 2万年の地球旅行」(配給:ギャガ)は2016年1月15日(金)、TOHOシネマズ 日劇ほか全国拡大ロードショー。