オーストリアのラジオ局が英人気デュオ「ワム!」のヒット曲「ラスト・クリスマス」を24回にわたって立て続けに放送し、聴取者から抗議が殺到する騒ぎになった。

 地元メディアなどによると、ラジオ局「アンテネ・ケルンテン」のディスクジョッキー、ジョー・コールホーファー氏(27)は担当番組が放送される18日午前、スタジオを封鎖して閉じこもり、人々がクリスマスの雰囲気に十分浸っていないと述べると、「治療」と称して2時間近くも同じ曲をかけ続けた。

 この間、100人以上の聴取者が電話で抗議。コールホーファー氏の4歳の娘が電話で「パパ、みんなおかしくなっちゃうわ」と訴え、ようやくやめた。同氏は罰として、クリスマスイブと大みそかの勤務を命じられたという。