経済産業省資源エネルギー庁が24日発表した21日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、14日の前回調査より2円70銭安い123円50銭だった。値下がりは9週連続で、2009年6月以来6年半ぶりの安値となった。

 原油の世界的な供給過剰を背景に、国内の大手元売り5社が卸価格を引き下げたことが、小売価格の値下がりにつながった。調査した石油情報センターは「国際エネルギー機関(IEA)は原油の供給過剰は2016年も続くと指摘しており、当面は安値が続きそうだ」と指摘している。

 地域別では47都道府県全てで値下がりした。

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