2016年の投資戦略は? 世界の運用会社がズバリ解説=モーニングスター カンファレンスが1月16日開催 | ニコニコニュース

 2016年の世界経済、そして、世界の市場はどうなるのであろうか? 2016年1月16日(土)に東京・六本木の東京ミッドタウンホール&カンファレンスで開催される「モーニングスター カンファレンス2016」は、転換期にある世界の市場を考える上で、様々なヒントが得られるだろう。15年12月に米国が9年ぶりの利上げに動き、世界の経済が新しいステージに入ったことを印象付けた。2016年は過去7年にわたって続いてきた金融緩和時代と決別する転換の時代に入る。その変化の時代を前に、グローバルな投資で実績を重ねてきた運用会社は、今、何を考え、どのように行動しようとしているのか。一時に聞くことができる貴重な機会になっている。

 基調講演は、モーニングスター代表取締役社長の朝倉智也氏が「世界経済から読み解く投資戦略」と題して講演。米国の利上げの行方が注目される世界の市場を見渡して、2016年の投資戦略の基本的な姿勢を明らかにする。

 そして、具体的な市場見通しは、2015年波乱のきっかけになった中国を含むアジア・オセアニア市場から。「アジア・オセアニア株式市場の見通しと2016年の注目ファンド」と題してスミトモ ミツイ アセットマネジメント(ホンコン)のシニアファンドマネージャー橋爪謙治氏が、アジア・オセアニア株式市場の見通しを語る。

 次に、日本市場の見通しと、日本を資産運用にあたってどのように位置づければ良いのかをテーマに、「円資産をコアとしたこれからの投資戦略」と題して東京海上アセットマネジメントの運用戦略部チーフストラテジスト平山賢一氏が講演する。

 さらに、世界の注目が集まる米国経済については、フィデリティ投信 投信ビジネス本部副本部長の高橋智恵氏が「米国経済の見通しと、2016年に注目すべき資産クラス」と題して核心をついた見通しを披露する。

 最後に、「資産運用の新潮流」~攻防一体型の『マルチアセット運用』、長期投資の本流『ESG投資』~というテーマでパネルディスカッションが行われる。アリアンツ・グローバル・インベスターズ・ジャパン代表取締役社長の小橋慶和氏が「マルチアセット運用」について紹介。NNインベストメント・パートナーズ代表取締役社長の木村弘志氏が「ESG投資」の魅力について語る。コーディネーターは、モーニングスター代表取締役社長の朝倉智也氏が務める。

 どの講演も2016年の投資戦略を考える上で、外すことのできないテーマになっている。開演は13:00。セミナーへの参加は無料。事前申し込みをモーニングスターの専用サイトで受け付けている。(編集担当:徳永浩)