松井珠理奈 涙の"AKB48ラストステージ" | ニコニコニュース

卒業者恒例の儀式として、AKB48劇場に飾られていた自身の写真を取り外した松井珠理奈
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AKB48との活動兼任を終わらせSKE48専任になると、さる10月に発表していた松井珠理奈の"壮行会"が、12月24日、東京・秋葉原のAKB48劇場公演にて行われた。

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2012年3月に行われたコンサート「業務連絡。頼むぞ、片山部長!inさいたまスーパーアリーナ」で「AKB48チームKとの兼任」が発表されて以来、SKE48のエースとして、またAKB48チームKの一員として活動してきた松井珠理奈。しかし、SKE48の中心メンバーだった松井玲奈の卒業を受け、SKE48をさらに盛り上げるために、AKB48兼任解除を申し出て受理されたと、ラジオ番組「AKB48のオールナイトニッポン」(10月21日深夜放送)内にて発表していた。

この日のステージでは、兼任当初のチームKで一緒だったキャプテン・峯岸みなみから「妹みたいな珠理奈だけど、時間のない中、いろんな葛藤の中で、泣き言も言わずに頑張ってきた姿を見て、本当にかっこいいと思ってた」とメッセージが送られた。

またSKE48のメンバーであり、松井珠理奈が憧れる存在である宮澤佐江(元AKB48チームK)からの手紙が読み上げられると、松井珠理奈は肩を震わせ涙ぐみながら、「不安なとき、いつも近くにいてくれたのが佐江ちゃん。佐江ちゃんも卒業発表してしまったけど、これからも強い気持ちをもって、今度は私がAKB48グループの中で憧れられる存在になりたい、とあらためて思いました」と決意を語っていた。

会場全体がしんみりした雰囲気に包まれる中、松井珠理奈が「最後にどうしても歌いたい曲があるんです。前向きに元気に終わりたいので、『We are the teamK!』と言わせてください」と発言。3年半兼任していたAKB48チームKの代表曲である「転がる石になれ」を力強く歌い上げ、AKB48としての"ラストステージ"は幕を閉じた。