私立霞ケ浦高校(茨城県阿見町)の20代の男性教諭が、修学旅行で訪れていた沖縄県のホテルで、2年生の男子生徒2人に体罰を加え、頭にそれぞれ4針と3針を縫うけがを負わせていたことが24日、高校への取材で分かった。

 高校によると、14日午後10時ごろ、教諭が就寝時間後の見回りの際、2人が客室内の浴室でふざけあっているのを見つけた。2人にはこの日、平和学習の感想文の提出時間を守らなかったことでも注意しており、廊下に正座させた上、持っていたクリップボードで頭をたたいたという。

 教諭は体罰を認めており、高校は生徒と保護者に謝罪、処分を検討している。