24日、モスクワのクレムリンで会談するロシアのプーチン大統領(右)とインドのモディ首相(AP=共同)
共同通信社

 【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領は24日、モスクワでインドのモディ首相と会談、兵器取引や原子力などを柱とする戦略的関係の強化や、先端兵器の共同開発・生産を進める方針で一致した。ロシアはウクライナ情勢をめぐる欧米との対立を背景に、中国、インドとの関係を軸に国際関係や対外経済の多角化を進める姿勢をさらに鮮明に打ち出した。

 プーチン氏はまた、今後20年間にインドで12基のロシア製原子炉を建設することで合意したと発表した。

 プーチン氏は会談冒頭、兵器の最大の輸出先であるインドを「特別な戦略的パートナー」と位置付け、モディ氏の訪ロを高く評価した。

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