福井県敦賀市の高速増殖炉もんじゅの原子炉建屋で25日夜、1次系冷却材のナトリウムの漏えいを知らせる警報が鳴った。日本原子力研究開発機構は「誤作動」と説明している。

 機構によると、午後7時35分ごろから午後9時15分ごろまで警報が4回鳴った。鳴ったのは空気中での漏えいを知らせる検出器のうちの一つ。

 付近に設置されている他の検出器は鳴らず、実際に漏れた場合に吸着するフィルターにはナトリウムが付いていなかったことから、誤作動と判断したと説明している。

 もんじゅは現在、停止中。

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