レアル就任の噂を一蹴したカペッロ氏 [写真]=Getty Images for UEFA
サッカーキング

 レアル・マドリード次期指揮官の1人として噂されているイタリア人指導者のファビオ・カペッロ氏が、報道を否定した。25日付のスペイン紙『アス』が伝えている。

  今シーズン、レアル・マドリードはリーガ・エスパニョーラで16試合を終え、10勝3分3敗で3位に着けているものの、コパ・デル・レイでは失格処分を通告され、すでに3冠の夢は断たれた。リーグ戦第12節では首位バルセロナに0-4の完敗を喫したこともあり、地元メディアではラファエル・ベニテス監督の退任が取り沙汰されている。

 今年7月に約3年間務めたロシア代表監督を退任していたカペッロ氏。スペインのテレビ局『Cuatro』によるインタビューに応え、就任の噂について尋ねられると、「ないない。そのことについて話したくないんだ。だって、それはジョークだろうからね」と一蹴した。

 なお、同氏は過去に2度レアル・マドリードの監督を務め、どちらも就任初年度にリーグ優勝を遂げているものの、直後に解任されたという実績を持っている。