福岡県久留米市教育委員会は25日、敷地内が禁煙の市立学校で喫煙していたとして、小・中・高校計26校の教職員119人を訓告や厳重注意などの処分にしたと発表した。

 市教委によると、2005年から、市立の小・中・高校と特別支援学校は禁煙だった。しかし、市議会の指摘を受けた調査で全66校のうちの一部で教職員の喫煙を確認。そのうちの市立中学校で10月、職員更衣室でぼやがあり、校長や教頭の喫煙も発覚していた。

 市教委の窪田俊哉教育部長は「大規模な処分をまねいたことは遺憾だ。学校と協力して信頼回復に努めたい」と述べた。