内閣府は25日、2014年の日本の1人当たり名目国内総生産(GDP)がドル換算で3万6230ドルとなり、経済協力開発機構(OECD)に加盟する34カ国中20位だったと発表した。イスラエルに抜かれ、13年の19位から後退した。

 円ベースでは383万1千円と13年より1・8%増えたものの、円安のため、ドル換算では6・0%減と大きく目減りしたことが影響した。

 1人当たり名目GDPの首位はルクセンブルクで約11万6200ドル。米国は約5万4400ドルで7位、韓国は約2万8千ドルで23位だった。OECD非加盟国の中国は7590ドルだった。