伊勢志摩サミットのロゴマークをデザインした大分県の宇津宮志歩さん(左)と安倍首相=28日午前、首相官邸
共同通信社

 政府は28日、来年5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)のロゴマークに、大分県立鶴崎工業高校3年の宇津宮志歩さん(18)の作品を選んだ。中央に日の丸を模した赤い丸を配し、周囲に桜の花びらで参加7カ国を表現。背景には伊勢志摩の青い海をデザインした。首脳会議と、全国10カ所で開催される関係閣僚会合で使用する。

 安倍晋三首相らが出席し、官邸で発表・表彰式を開いた。首相は「作品は日本の美しい自然がバランス良く、シンプルに表現されている。サミットを日本の古里の素晴らしさを世界に発信する機会にしたい」と述べた。