運転免許証を偽造したとして、広島県警東広島署は28日、有印公文書偽造・同行使の疑いで同県東広島市職員の兼川尚樹容疑者(50)=同市河内町戸野=を逮捕した。容疑を認め、「22年前に免許を失効してから無免許で運転していた」と話しているという。

 逮捕容疑は10日、死亡した母親の免許証に自分の顔写真などを貼り、上司に提示した疑い。

 市によると、別の職員の無免許運転発覚を受けた調査の過程で発覚した。同容疑者は1994年11月から月に1、2回公用車を運転していた。

 蔵田義雄市長の話 極めて遺憾。再発防止の取り組みを徹底する。