高木復興相ら48人、決意新た=申年生まれの国会議員 | ニコニコニュース

 申(さる)年の2016年に年男、年女となる国会議員は、高木毅復興相や維新の党の江田憲司前代表ら48人。夏に参院選という政治決戦を控える中、それぞれが決意を新たにした。

 還暦を迎える1956年生まれは最多の20人。香典支出問題などを追及された高木氏は「大きな一つの節目だ。さらに気を引き締めて、復興の仕事に当たりたい」と述べ、心機一転を誓った。江田氏は「火のように燃える赤猿生まれとして、安倍一強政治を打破し、自民党のライバル政党づくりにまい進していきたい」と力を込めた。

 最年長は72歳となる44年生まれで、自民党の細田博之幹事長代行や額賀福志郎元財務相、社民党の又市征治幹事長ら12人。細田氏は「参院選で勝ち、安定政権になるのが悲願だ。3分の2まで望むのは大変だが、過半数を取る」と、早くも選挙モード全開だ。

 68年生まれで48歳になるのは、おおさか維新の会の遠藤敬氏、日本を元気にする会の松田公太代表ら14人。遠藤氏は「キャッキャとやってきたけど、来年は冷静沈着に」と気を引き締め、松田氏は「行動は思考に勝る(まサル)」とコメントした。

 最年少は36歳となる80年生まれで、井野俊郎、村井英樹両氏は、ともに自民党内最多の衆院当選2回組。井野氏は「サルのように若者で群れて、発言力や発信力を高めたい」と述べた。