安倍晋三首相は、スイス東部のダボスで1月20日(現地時間)から開かれる世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に出席する検討に入った。日本政府関係者が12月31日、明らかにした。これに伴って政府、与党は1月4日召集の通常国会で22日に行う方向だった首相の施政方針演説を先送りすることで調整する。現時点では25日とする案が浮上している。

 首相はダボス会議でスピーチし、各国首脳や財界関係者らに自身の経済政策アベノミクスの「新三本の矢」として掲げる「強い経済」などを説明。「1億総活躍社会」の実現を目指す方針を訴える考えだ。

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