【ワシントン共同】オバマ米大統領は1日、年頭所感を発表し、今年取り組む最重要課題として「銃犯罪の減少」を挙げ、銃規制強化に向けた決意をあらためて示した。4日にリンチ司法長官と対策を協議する。

 オバマ氏は「2、3カ月前、ホワイトハウスの私のチームに対して銃犯罪を減らす新たな対策を研究するよう指示した」と強調。「われわれの子どもたちのため、米社会をより安全にしよう」と呼び掛けた。

 また、オバマ政権が目指した包括的な銃規制法の制定が共和党や有力ロビー団体の抵抗で頓挫したことを指摘し「議会はまだ何も対策を講じていない」と批判した。

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