1日午後2時半ごろ、神奈川県山北町川西の国道246号で、横浜市港南区港南台の無職関一馬さん(85)運転の普通乗用車が静岡県方向に走行中、中央分離帯に衝突した。後部座席の女性2人が全身を強く打ち、病院に運ばれたが死亡。関さんも胸部打撲の軽傷を負った。県警松田署によると、関さんは「居眠りをしていた」と話しており、同署が詳しい事故状況を調べている。

 同署によると、死亡したのは関さんの妻美枝さん(74)と長女春美さん(52)。3人で静岡県御殿場市に向かっていた。現場は神奈川と静岡の県境手前の見通しの良い直線で、路面にブレーキ痕はなかった。