ヒディンク監督、アザールの復調を示唆「最近の彼はとても熱心」 | ニコニコニュース

チェルシーに所属するMFアザール [写真]=Getty Images
サッカーキング

 チェルシーを率いるフース・ヒディンク監督が、ベルギー代表MFエデン・アザールの復調を明言した。3日付のイギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 アザールは今シーズン不振にあえいでおり、ここまでプレミアリーグ16試合の出場で1得点も挙げられていない。12月14日に行われた第16節の日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターとの一戦では負傷交代を余儀なくされ、その後2試合ではベンチスタートとなった。

 ヒディンク監督は、アザールについて、「私は心理学者ではないが、選手たちと会話を交わして、どう感じているか、どれだけ熱心かをいつも嗅ぎつけている。最近のエデン(アザール)はとても熱心に感じるんだ」と話し、やる気に満ち溢れていると明かした。

 さらに、「彼は強い性格を持っているんだ。普通、負傷をすると心と身体が良いコンディションになるまで時間を欲するものだが、負傷明けの(12月26日の)ワトフォード戦では出場を強く求めていたよ」と話し、良い精神状態にあることを強調した。

 また、バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシや、レアル・マドリードに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと比較されることがあるアザール。これについては、「彼らと比較されるのは公平じゃない。アザールは素晴らしい選手だが、彼らとは違うんだ。他の選手たちと同じレベルであるかを言うのは難しいよ。ポテンシャル的には高いクオリティーを持っている」と、他の選手との比較は難しいとの考えを示した。

 チェルシーは3日、プレミアリーグ第20節クリスタル・パレス戦に敵地で臨む。