長崎海上保安部は2日、長崎県五島市沖の排他的経済水域(EEZ)を航行し、停船命令に従わず立ち入り検査を拒んだとして、漁業主権法違反(検査拒否)の疑いで中国漁船を拿捕し、船長の張林根容疑者(39)を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は2日午後5時5分ごろ、五島市の女島灯台の西約56キロのEEZで、停船命令に従わず逃げた疑い。

 日本政府の操業許可を船体に表示していない漁船が、海上で魚を選別する作業をしているのを巡視船が発見した。漁船は中国籍で、船長以外に6人が乗っていた。

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