【パリ共同】昨年1月7日のフランス風刺週刊紙「シャルリエブド」の本社銃撃テロから1年を前に、同紙は6日に「殺人者はいまだ逃走中」と題する風刺画を1面に掲げた特別号を発行する。同紙編集部が4日、明らかにした。

 風刺画は自動小銃を背負い、白装束の袖などを血まみれにした「神」が走って逃げる姿を描いている。作者は編集長のリス氏。「神」はキリスト教の神のようにも見えるが、特定の宗教の神や預言者を表現したものではなく、宗教をめぐりテロが頻発する状況を描いたという。

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