崩落事故で煙を上げる中央自動車道上り線の笹子トンネル入り口付近=2012年12月2日、山梨県甲州市
共同通信社

 中央自動車道笹子トンネル崩落事故で、トンネルを管理する中日本高速道路などに計約4億4千万円の賠償を命じた昨年12月の横浜地裁判決に対して、同社は5日、控訴しないと明らかにした。

 中日本高速道路は「事故以前における点検維持管理体制への指摘を真摯に受け止め、遺族の気持ちにあらためてしっかり向き合わなければならないとの考えに立った」とのコメントを公表した。

 裁判で同社は「目視で異常があった時に打音検査をすれば十分」と主張したが、横浜地裁は「目視以外の検査をし、事故後の緊急点検で見つかった不具合を発見していれば崩落の可能性は予測できた」と認定していた。

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