【北京時事】中国国営中央テレビなどによると、寧夏回族自治区の区都・銀川市で5日午前7時(日本時間同8時)すぎ、公共路線バスが突然炎上し、14人が死亡、32人が負傷した。

 火災が発生した当時は通勤・通学時間帯で、多くの乗客が車内に閉じ込められた。間もなく鎮火したが、中国ニュースサイトにはバス全体がオレンジ色の大きな炎に包み込まれ、逃げ遅れた乗客の遺体の映像などが掲載された。

 バスは銀川市郊外の賀蘭県から市中心部を通り、銀川駅に向けて走行。その途中で火災が発生した。警察当局は火災の原因を捜査している。