【アニメ漫画キャラの魅力】吸血鬼へと変貌!?美しくも悲しい男「ディオ・ブランドー」の魅力『ジョジョの奇妙な冒険』 | ニコニコニュース

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 『ジョジョの奇妙な冒険』は、1984年から週刊少年ジャンプにて連載され、現在も続く超人気作品。アニメも多数作られており、原作第4部の制作も決定しています。今回ご紹介する「ディオ・ブランドー」は、第1部と第3部に登場するラスボス的存在。主人公であるジョースター家とディオの確執が描かれており、悪役ではありますが、ルックスの良さと頭の良さ、そしてその非情さが、男女問わず人気を集めています。

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⇒ディオ・ブランドーとは?(ジョジョの奇妙な冒険)


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【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】

■優等生は計算!?裏は冷酷冷徹な男

 ディオは、子どもの頃にジョースター家に引き取られており、学校では、頭も生活態度も良いため、生徒からも教師からも非常に人気の高い生徒として描かれています。また運動神経も抜群で、周りからの評価も高い万能優等生。しかし、それは全て自身の計画をうまく進めるための演技であり計算された行動・・・。言葉巧みに相手をだまし、自分の利益を得ていくそんな冷酷なディオですが、その冷酷さと色気こそが彼の人気の要因であり、最大の魅力とも言えるでしょう。

■抜群の行動力

 ディオは、ジョースター家に引き取られる前、自分の父親を毒薬で殺害しています。さらに、ジョースター家の当主を殺して自分が乗っ取ろうと、同じ手段で殺害を計画していました。吸血鬼になる際も、そのリスクについて瞬時に理解、判断して決断を下します。リスク回避能力、冷静で迅速な判断、行動力・・・。自身の敵を消し去る為に計算高く冷酷に物事を進めるディオ。その悪魔のような魅力からは目が離せません。

■誰もが惹かれるカリスマ性と母親への愛

 ディオには多数の部下(仲間)がいます。そのほとんどは、ディオ自身に惹かれて仲間になった者達。ディオは、相手の心の隙間に入り込み、自分に向かせる事に長けていますが、それ以上に、ディオ自身の行動、思考に多くの人が惹かれるのでしょう。ジョースター家で優等生の演技をしている際も生徒や教師から人気はありましたが、演技をしていない冷酷なディオも、それはそれで彼に惹かれる人が多かったように思います。

 ディオは他者に対し冷酷で残忍ですが、唯一母親だけには愛情を示していました。彼の父親がディオに対して暴力をふるうのを、ずっと守ってきてくれた存在だからです。だからこそ、ディオは母親のために父を殺しました。ディオの全ての行動の原点には、彼の母親、母親への想いがあるのです。冷酷、残忍で人間らしさなど全く感じない「ディオ・ブランドー」の唯一の人間らしさ。そんな一面もまた彼の魅力ではないでしょうか。

【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】

★記者:skhalu(キャラペディア公式ライター)