【ソウル共同】韓国政府は6日、北朝鮮による水爆実験実施の発表を受け「強く糾弾する」とする声明を発表し「国連安全保障理事会の追加制裁を含む、必要なあらゆる措置を取る」と強調した。韓国国防省は同日「韓国軍の監視態勢を強化する」と明らかにした。

 朴槿恵政権は、対話を重ねて緊張緩和を目指す対北朝鮮政策「朝鮮半島信頼プロセス」など自身の外交ビジョンが、行き詰まった現実に直面することとなった。5年任期が後半に入った政権運営で難題を抱えた。

 北朝鮮は、2013年2月の朴氏の大統領就任直前に3回目の核実験を強行している。

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