拡張型心筋症と診断された沖縄県浦添市の翁長希羽ちゃん(1)の父司さん(39)が5日、県庁で記者会見し、米国での移植手術のための募金が目標額の3億2000万円を突破したと発表した。司さんは「一日も早く手術を受け、補助人工心臓を外した希羽の姿をみなさんに見せたい」と深く頭を下げた。

 希羽ちゃんは今月中旬にもニューヨークのコロンビア大病院に入院し、手術を待つことになる。支援団体によると、ドナーの適合検査などもあり、移植まで数カ月間かかる見通し。

 両親は昨年9月に記者会見し、募金を呼び掛けていた。