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昨年12月26日、中華人民共和国“建国の父”と称される故・毛沢東氏の生誕日に合わせて、山東省済寧市鄒城市の后八里村に高さ13メートルの像が建立され、中国内で大きな話題となった。それから10日ほど経った1月4日、また新たな毛沢東像の存在が明らかになり、いま、ネットユーザーの注目を集めている。今回は高さ30メートルを超える、さらに巨大な像だ。

香港メディア・星島日報などによると、この毛沢東像が確認されたのは、河南省通許県の朱氏崗村。像は村外れに建立され、高さは36.6メートル、表面は金色にコーティングされており、遠目から見ても毛沢東であることがハッキリとわかる像になっている。

この毛沢東像は企業家および村人の寄付で作られたそうで、かかった費用は約300万元(約5,500万円)とのこと。昨年3月28日から工事が始まり、12月16日に完成したばかりで、今後地元としては観光客の誘致などに積極的に役立てていく意向を示している。

ただ、その存在感の大きさから“毛沢東礼賛”の風潮が高まり、社会不安を招くことを危惧する声も出ているそうだ。