国連安保理が制裁強化を協議 北朝鮮の水爆実験発表受け

 【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は6日、北朝鮮の水爆実験実施発表を受け、緊急会合を開いた。日米両政府が要請した。会合は非公開で、北朝鮮への制裁強化策を協議するが、実効性のある措置を取れるかが焦点。北朝鮮非難声明も検討している。

 1月から非常任理事国入りした日本も協議に参加。月替わりの議長国はウルグアイ。

 安保理は過去3度の核実験でも核兵器関連物資の禁輸などを盛り込んだ制裁決議を採択しており、追加措置は限られているとの声もある。

 会合では北朝鮮の友好国で常任理事国の中国の出方が注目される。