2015年9月に撮影された北朝鮮豊渓里の核実験場の衛星写真(エアバス・ディフェンス・アンド・スペース/38ノース提供・共同)
共同通信社

 【ソウル共同】韓国の情報機関、国家情報院は6日、北朝鮮で起きた爆発の規模は、2013年の3回目の核実験実施時よりも小さい6・0キロトンだったと韓国国会の情報委員会に報告した。

 同委の所属議員が明らかにした。規模が小さいため水爆の実験でない可能性があるとの分析も報告した。

 13年2月に行われた3回目核実験の規模の推定は、観測機関によって見方が分かれているが、韓国国防省は「6~7キロトン」と推定されると公表してきた。国情院は6日の報告で、3回目は「7・9キロトン」だったとの分析を伝えた。過去に広島に投下された原爆は16キロトン、長崎は21キロトン。