高知市と高知県南国市で7日夜に計1181戸が停電し、四国電力は同日、何者かが電柱の設備を無断操作したことが原因とみられると発表した。高知県内では昨年10~11月にも同様の手口で計約2300戸が停電している。

 四国電によると、停電は7日午後9時45分ごろから約1時間続いた。配電線の電気回路を制御する「開閉器」と呼ばれる設備が操作されたことが分かった。

 開閉器のスイッチは電柱の高さ約4メートルの位置にあり、専用の棒を使うなどして操作する。誤作動を防ぐため、通常は固定されている。

全文を表示