日経平均終値は69円安、戦後初めて年初5日続落を記録

サーチナ

 8日の日経平均株価・終値は前日比69円38銭安の1万7697円96銭。戦後初の年初5日続落を記録した。朝方は米株安とドル・円の下落を受けて205円安で始まったが、午前10時15分に人民元レートの切り上げが発表されると、一気に買いに傾倒。日経平均は一時200円高まで上昇した。ただ、後場は徐々に上値を縮小し、午後2時過ぎには再びマイナスに転換。世界的な金融・政治不安で不確実性が高まるなか、3連休にポジションを持ち越す動きは避けられ、手仕舞い売りが優勢となった。

 業種別では、電気・ガス、海運、建設が下落。一方、ゴム製品、精密機器、機械は上昇した。(編集担当:松浦直角)