昨年10月に岐阜刑務所(岐阜市)の斎藤巧所長(当時)と職員の計12人がマージャン大会を開き、現金を賭けていた問題で、刑務所を所管する名古屋矯正管区が9日までに斎藤所長を厳重注意処分とした上で更迭していたことが分かった。昨年6月にも賭けマージャンが行われていたことも新たに判明した。

 岐阜刑務所によると、斎藤所長は昨年11月25日付で同管区付となり、今年1月1日付で大阪刑務所の教育部長に異動した。大会を企画した40代の男性職員も後任の岐阜刑務所長から注意処分、他の職員10人も所属長から指導を受けた。