バナナのたたき売りのため、仙台市内のスーパーに登場した人型ロボット「Pepper(ペッパー)」=9日午前
共同通信社

 人の感情が読み取れる人型ロボット「Pepper(ペッパー)」によるバナナのたたき売りが9日、仙台市内のスーパーであった。頭に鉢巻きを締め、はっぴ姿となったペッパーが、はりせんを手に「さてさてみなさん、ご覧あれ。最初は千円から」と愛らしく話すと、集まった買い物客からは次々と手が挙がった。

 青果販売会社「ドール」(東京)によるバナナの販売促進策の一環。たたき売り発祥の地と言われる北九州市・門司港の地元保存会の協力を得て、作った専用プログラムをペッパーに搭載した。