【SUPER JUNIOR】ドンへとウニョクも登場!? “安心できない”大興奮のFCイベントをレポート | ニコニコニュース

SUPER JUNIOR 左からカンイン、リョウク、イェソン、キュヒョン、ヒチョル、イトゥク
ウレぴあ総研

韓国出身のマルチエンタテインメントグループ、SUPER JUNIORが1月8日から3日間、東京・有明コロシアムで約1年ぶりとなるファンクラブイベント「SUPER JUNIOR Special Event “SUPER CAMP” in TOKYO」(全5公演)を開催、4万人を熱狂させた。

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9日の夜公演――。パールサファイアブルーのペンライトに埋め尽くされた会場に、メンバーは、新曲『Magic』(1月6日発売)を歌いながら客席から登場。ファンと触れ合いながら“神秘的な海中”を泳ぐようにステージへと歩みを進めた。

新年早々のイベント開催に、「あけおめ! ことよろ! 2016年1月からまたE.L.F-JAPAN(=SUPER JUNIORのファン)に会えてうれしいです」(リョウク)、「僕たちといい思い出をたくさん作ってください」(イェソン)とうれしそうに真面目に挨拶するメンバーたち。その一方で、カンイン、ヒチョル、イトゥクは、お笑い芸人・とにかく明るい安村のネタ「安心してください、はいてますよ」を連発。すると、キュヒョンは「はいてません!(笑)」とまさかのジョークで笑いを誘った。

コンサートとは異なる“ホーム”ともいえるファンクラブイベントで、メンバーはいつも以上にリラックスムード。タイトル通り、キャンプをイメージしたステージで、キャンピングチェアにかけたメンバーはまず、キャンプファイヤーを囲んで“プライベートトーク”を展開した。

「僕も観たい…」キュヒョンと、カンインの目標は…

「今年やってみたいこと」として、“日本語を頑張る”というイェソンとイトゥク。2月に日本で単独イベントが決まっているリョウクも「イベントを日本語で進行したいです」と意欲満々。

ヒチョルは「仕事では日本でファンの皆さんと会う機会があればいいです」と話してファンを喜ばせたが、「個人的には日本に1か月くらい遊びに来たいです。仕事だとアニメやゲームを見に行くことができないから」と語ると、イトゥクは「ヒチョルさんはアニメだけ観るでしょうか(笑)」とニヤニヤ。

そんなイトゥクを、ヒチョルは大爆笑しながらハグし、「トモダチ!」とうれしそうだが、なんだか怪しげなふたり。そんなふたりを目の当たりに、「僕も観たい…」とぽつりとつぶやいたキュヒョンは、「今年は日本の彼女を作りたいです」と爆弾発言。その理由が“日本語が上達するから”ということがわかると、「利用して別れるのか」「悪いヤツ~」とメンバーから飛ぶ非難の声。キュヒョンはあわてて「僕は絶対、そんな人じゃない!」と全力で否定していた。

「東京ドームでソロコンサート」という壮大な夢を語ったカンインは、「生ビールを飲みながら、ファンと一緒に会話を楽しんで、生バンドをバックに、その場でリクエストに応えるんです。型にはまらない、あなた(ファン)たちが望むコンサートを一緒に作っていくんです」と力説。加えて、「ここにいる皆さんが全員、僕の魅力にどっぷりハマッて、他のメンバーのファンが離れて、僕の元に来てくれたら良いですね!」と呼びかけ、会場を沸かせた。

ドンへとウニョクも登場?

青チーム(カンイン、ヒチョル、キュヒョン)と白チーム(イトゥク、イェソン、リョウク)に分かれた、メンバー対抗戦のゲームでは、会場を交えたジェスチャーゲームで盛り上がった。

会場のファンがジャスチャーするお題をメンバーが当てるというルールで、お題となった、「SUPER JUNIORの楽曲『Magic』」「サッカーのヘディング」「ハート」をメンバーに伝えようとファンは懸命に身振り手振り……。そんな中、“これで彼女を見つけられる”と「野鳥の会」のごとく双眼鏡を真剣にのぞくキュヒョンに会場も爆笑。結果は、リョウク、キュヒョン、イェソンが正解し、白チームが一歩リードした。

制限時間10分以内に雪だるまを作るというゲームも行われた。オモシロトークはもちろん、“自由度”の高さもグループの魅力のひとつ。ここでも、メンバーたちはその魅力を最大限に発揮した。雪をせっせと運び、霧吹きで雪を固めるなど、完全に“雪職人”と化したカンイン。その横では、客席にマジックを披露して沸かせるヒチョル。3分以上を残して作り終えた白チームはのんびりムードで、リョウクとイェソンは、客席に雪球を投げ入れるなどやりたい放題。メンバーそれぞれの“通常運転”に会場も大笑いだ。

そして、出来上がった雪だるまは……。白チームは、サルの被り物にマフラーなどアイテムを駆使して可愛らしくコーディネート。実は、入隊中のメンバー、ウニョクをイメージしたそうで、イトゥクはアニメ『ラブライブ!』のネタをアレンジし、「にょくにょくにー」と楽しそうに紹介。続けて、「ウニョクは、サルというニックネームがあります。分身を作りました。ウニョクよりイケメンです(笑)」と解説し、笑いを誘った。

一方、青チームの雪だるまは、青いアフロヘアにニンジンの鼻、目はミカンをひと房ずつはりつけたシンプルな佇まい。しかし、白チームのテーマを受けた後だからか、カンインは「ドンへです!」と、会場をざわつかせ、おもむろにミカンの房(目)を少しずつ離し目頭の間を拡張。そして、3人でSUPER JUNIOR-D&Eの『Oppa, Oppa』を躍り、ドンへのダンスを真似て見せ会場を大爆笑させた。

「警察に通報できますか?」 衝撃と興奮の罰ゲーム

結果は、会場のファンのジャッジで青チームが勝利。ポイントの関係でふたつのゲームを制したのも青チームとなり、敗者の白チームには衝撃の罰ゲームが課せられた。

これこそが最大のハイライトといっても過言ではなかった。リレー形式で、口で紙を運ぶという罰ゲームで、紙がはずれてしまうと、うっかりチュウ(キス!)してしまう…という“スリリング”な展開に、会場は大・大・大興奮。

「やり方がわからない」というイェソンやリョウクに、まさかのカンインが慣れた(?)様子で見本をみせる場面もあり、会場はますますヒートアップ。カンインのレクチャーもむなしく、イトゥク、イェソン、リョウクの順では、「心の準備が出来ていません…」と平常心を喪失した様子のリョウクが大苦戦。2回も失敗すれば、繰り返されるメンバーのワチャワチャぶりに、会場は大騒ぎ。

そして、リョウク、イトゥク、イェソンの順番でなんとかクリアするも……まさかの勝者であるカンイン、ヒチョル、キュヒョンも続けて参加するというSUPER JUNIORらしい大サービスに、8000人は黄色い大絶叫をあげた。

しかし、ヒチョルからのパスを受ける際に“事故”があったようで、キュヒョンは、「警察に通報できますか? 僕の中に“何か”が入ってきました…」とげんなり。イトゥクも「2016年初めてのキスがメンバーです」と苦笑いのメンバーとは対照的に、会場は黄色い悲鳴と爆笑が飛び交い大盛り上がりだった。

後半のライブでは、カンイン、ヒチョル、イトゥクが『Love at First Sight』を歌いながら再び客席から登場、ファンに一厘のバラをプレゼントし、キュヒョン、リョウク、イェソンのSUPER JUNIOR-K.R.Yは、『DOROTHY』を熱唱。入隊中のウニョク、シウォン、ドンへからの映像メッセージも公開されると、会場にはすすり泣く声が漏れ聞こえた。

最後に、イベントを振り返ったメンバーは、「みなさんの声援のおかげで癒されました」(イェソン)、「感動を超えたファンクラブイベントならでは魅力がありました。一緒につくりあげるみたいで新たな魅力に気づきました」(ヒチョル)とコメント。「またこのようなイベントで会いましょう」(イトゥク)と挨拶すると、1月6日にリリースした新曲『Devil』を披露し、楽しい余韻を残してイベントを締めくくった。