ペルー人刺殺、知人宅から血痕 群馬・伊勢崎

 群馬県伊勢崎市でペルー国籍のマスコ・ロドリゲス・ダニエル・フェデリコさん(45)が胸を刺され死亡した事件で、県警は10日、マスコさんの知人で病院に搬送した同市内の30代ペルー人男性宅を現場検証した結果、室内と駐車場から血痕が見つかったと明らかにした。

 県警は、血痕がマスコさんのもので、男性宅かその周辺が殺害場所の可能性もあるとみて捜査している。男性は「8日午後8時すぎに帰宅すると、マスコさんの車が駐車場に止まっていて、助けを求められた」と説明しているという。

 県警によると、マスコさんは8日夜、意識不明の状態で病院に搬送された後、出血性ショックで死亡した。