最優秀監督賞を受賞したL・エンリケ監督 [写真]=Getty Images
サッカーキング

 FIFA(国際サッカー連盟)は11日、2015年の年間表彰式を行い、最優秀選手賞であるFIFAバロンドールなど各賞の受賞者を発表。バルセロナを率いるルイス・エンリケ監督が最優秀監督賞に選出された。

 現在45歳のL・エンリケ監督は、2014年8月にバルセロナの監督に就任。初年度にリーガ・エスパニョーラ、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)、チャンピオンズリーグの3冠を達成し、今季はセビージャとのUEFAスーパーカップで5-4の乱打戦を制して幕を開けると、12月に日本で開催されたFIFAクラブ・ワールドカップでも堂々の優勝。全公式戦での年間合計得点数は「180」で、前年にライバルのレアル・マドリードが打ち立てたスペイン記録を更新する驚異の攻撃力を見せつけた。

 なお、最終候補者には同監督の他、自国開催のコパ・アメリカ2015でチリ代表を初優勝に導いたホルヘ・サンパオリ監督、今季限りでバイエルンからの退任が決定しているジョゼップ・グアルディオラ監督が選ばれていた。