NYダウ、小反発=買い戻しで

 【ニューヨーク時事】週明け11日午前のニューヨーク株式相場は、先週の大幅な下げを受けて、売られ過ぎとの見方から買い戻しが先行し、小反発した。午前10時15分現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前週末終値比34.90ドル高の1万6381.35ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数が2.93ポイント高の4646.56。

 この日の中国株式市場は大幅安で終了し、世界経済の先行き不透明感を背景に原油先物相場も軟調に推移。ただ、年明けからの1週間でダウ平均が約1078ドル急落しており、買い戻しの動きが台頭した。

 ドイツ、フランスなど欧州主要国での株価上昇も支援材料となった。