青森で震度5弱=余震に警戒―気象庁

 11日午後3時26分ごろ、青森県三八上北地方を震源とする地震があり、同県南部町で震度5弱の揺れを観測した。気象庁によると、震源の深さは約10キロ。地震の規模(マグニチュード=M)は4.6と推定される。この地震による津波の心配はない。

 12日午前0時15分ごろにも、同地方を震源とするM3.7の地震があり、同町などで震度3の揺れを観測した。

 気象庁の長谷川洋平地震津波監視課長は記者会見し、「今後2、3日程度は最大震度4ぐらいの余震があるかもしれないので、注意いただきたい」と述べた。

 青森県警や総務省消防庁によると、これまでに地震による被害情報は入っていない。

 原子力規制委員会事務局によると、東北電力東通原発(青森県東通村)、日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(同県六ケ所村)ではいずれも異常はない。

 主な各地の震度は次の通り。

 震度5弱=青森県南部町

 震度4=青森県八戸市、三戸町、五戸町

 震度3=青森県十和田市、階上町、岩手県軽米町。