ニューヨーク証券取引所のトレーダーたち=12日(ロイター=共同)
共同通信社

 【ニューヨーク共同】12日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は中国株がひとまず下げ止まったことを好感して大幅続伸し、上げ幅は一時190ドルを超えた。

 午前10時現在は前日比154・80ドル高の1万6553・37ドルをつけた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は66・59ポイント高の4704・58。

 12日の上海株式相場が反発して取引を終えたことに加え、値下がりしていた原油先物相場が一時持ち直したことで投資家心理がやや改善。幅広い銘柄に買いが広がった。

 欧州の主要市場が軒並み堅調に推移していることも、株価上昇を後押しした。

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