【テヘラン共同】イランのアラグチ外務次官は13日、地元メディアに対し、ザリフ外相と欧州連合(EU)のモゲリーニ外交安全保障上級代表が16日か17日に共同声明を出し、核問題をめぐる欧米など6カ国との最終合意の履行を宣言するとの見通しを示した。履行と同時に米国とEUは対イラン制裁を解除する予定で、イランの国際社会への復帰が加速する。

 アラグチ氏によると、国際原子力機関(IAEA)は15日までに、合意に基づいてイランが核開発を制限する措置を全て実行したかどうかの検証作業を終える見通し。

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