【北京共同】中国メディアによると、中国の月探査プロジェクトを担う国家国防科技工業局は14日、2018年末に無人探査機「嫦娥4号」を打ち上げ、月面裏側の着陸を目指すと発表した。成功すれば世界初だという。

 中国は宇宙ステーション建設と並び、月面探査に力を入れている。13年には米国と旧ソ連に続き、無人月探査機「嫦娥3号」の月面着陸に成功した。

 プロジェクトの責任者は「月の裏側の環境や条件には未知の部分が多く、地形も非常に複雑だ」と述べた。月面裏側の探査機との通信を可能にするため、中継の通信衛星も打ち上げる。

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